静岡の結婚式に振袖持参で向かう
大学時代の友人が静岡へ嫁ぐことになりました。大阪に住んでいた彼女とは、よく大阪で待ち合わせし、一緒に遊んだものでしたが、静岡へ嫁いでしまうとなると、会う機会もなくなり、本当にさみしくなるな、と思いました。結婚する旨をまずは電話で聞き、披露宴にはぜひ出席させてもらうね、と約束したのですが、いざ招待状が届いてビックリ。なんと結婚式と披露宴は、静岡で行うというのです。ダンナ様になられる方の実家が静岡で、親戚の方もそちらに多いため、どうしても静岡でせざるを得なかったということなのです。出席すると約束した私は、自前の振袖をもって、静岡に向かうことになりました。
振袖というのは、着付けがかなり面倒です。訪問着や留袖などは帯の結び方がほとんど決まっていますが、振袖の場合は、それらと同じ帯結びだと、イマイチ様になりません。袖が長く、また柄が派手なせいだからかもしれません。とにかく、振袖は飾り結びが普通なのですが、これがもうアレンジのしようで種類がいくつあるかわからないほど。また結び方だけでなく、その飾りの大きさも、体型や振袖の柄行で決めなければなりませんので、着付けをし、帯を結ぶ人の技量が出てしまうのです。
自前の振袖を持って、静岡へ向かった私。披露宴が行われるホテルの控室で、着付けをしてもらうことになりました。幸い、着付けを担当してくださった方が、とても腕の良い方で、着物を着せる際にも、細かいところまで心配りがあり、また帯結びをする際には、写真を数枚見せてくれて、どの結び方がよいか尋ねてくれました。仕上がりもとてもよく、窮屈でないのに、着くずれもしない着付けに、私は大満足して、披露宴に出席しました。静岡までやってきた疲れはありましたが、本当によい気分で過ごすことができたのです。